初めてカウンセリングを申し込む際の緊張
クライエントの方々が生まれて初めてカウンセリング・サービスを利用しようと思いたち、カウンセラーのところへ電話なりメールで申し込む際の緊張感についてお話します。
何事も初めてのときは緊張するものです。まだカウンセリングを受けているわけではないのに、申し込もうと考えるだけで緊張してしまうのです。電話であれば、一体どんなカウンセラーが電話に出るのだろう、自分の抱えている悩みや苦しみを分かってくれる人なのだろうか、様々な不安もあるはずです。
そうした不安や緊張を乗り越えてダイヤルを回すとき、ボタンを押すとき、ただそれだけで鼓動が速くなるかもしれません。いいえ、呼び出し音が鳴って、カウンセラーが「もしもし」と声を発するまでの数秒の方が、もっと緊張するかもしれません。
少し違った類の緊張感かもしれませんが、就職活動をしたことがある人であれば、面接のアポイントを取るときの、あの緊張感と似ているのかもしれません。緊張の強い人であれば頭が真っ白になってしまい、言葉もどもってしまうかもしれません。慣れてしまえばどうということもないのですが、それまでが大変です。
電話予約をするカウンセラーは、最初の電話で初回面接の日時だけ決める場合がありますし、少し詳しい事情を聴く場合もあります。前者の場合には、とにかく一度はカウンセラーのところへ行かなくてはなりません。実際に顔を合わせてからカウンセリングの適否を判断するわけです。後者の場合には、申し込みの電話の段階で、カウンセリングの可能性を判断することが少なくないのかもしれません。まあ、カウンセリング・ルームによって、様々なやり方があるわけです。
では、私の相談室の場合についてお話します。
私のところも最初は電話で申し込んでいただきます。そして、その際には留守番電話に電話番号とお名前を入れていただきます。その音声を確認してから、後日折り返して連絡を取ります。電話相談はしていないので、電話で長時間のお話になることは避けています。けれども、やはり30分くらいの時間がかかる場合もありますね。ある程度お話を聞いて、他の相談機関や医療機関を訪れたほうがよいと判断された場合には、その段階で他科受診などをおすすめします。わざわざ遠方からせっかく足を運んでいただいて、カウンセリングを行わないということになれば、クライエントにしてみると落胆することになるでしょうから、できるかぎり電話で判断するようにしています。
カウンセラーは電話でどこまで判断できるのでしょうか。
私は基本的に、本人と直接顔を合わせてみなければ判断は難しいと思っています。電話の印象と直接対面した際の印象は違うものですから。しかし、そのような印象の他に、電話での判断ポイントはあります。いろいろとあるのですが、ここではひとつだけあげることにします。こんな場合です。もしも電話下さったクライエントがいま現在他のカウンセリング機関を利用している場合です。つまり、カウンセリングを受けたいのだが、カウンセラーを変えたいというときです。私はそのようなとき、必ずクライエントに電話でお話します。いまのカウンセラーと十分に話し合って、どうするのか決めてほしい、何も告げずにカウンセラーを変えるのは避けてほしいと。この場合、クライエントといまのカウンセラーのあいだで、カウンセリングの継続・終結について話し合われることに大きな意義があると思うのです。もちろん、クライエントは、いまのカウンセラーとは話しあいにくいからこそ新しいカウンセラーを求めているのですけれど。
話すが少しそれてしまいました。
カウンセリングを申し込もうとするクライエントは、電話するという、ただそれだけの行為で緊張するものです。カウンセラーとしてはそのようなクライエントの心情を察していることが大切ですし、クライエントには、その緊張を乗り越えて何とか電話に手を伸ばしてほしいと願うばかりです。最初は誰しも躊躇するものです。ダイヤルしては切り、切ってはダイヤルする。カウンセリングを初めて利用する際には、なんとか最初のこのハードルを乗り越えて下さい。
ではまた書きます。
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関連リンク
http://nopporo-counseling.at.webry.info/201204/article_2.html
http://nopporo-counseling.at.webry.info/201204/article_1.html
何事も初めてのときは緊張するものです。まだカウンセリングを受けているわけではないのに、申し込もうと考えるだけで緊張してしまうのです。電話であれば、一体どんなカウンセラーが電話に出るのだろう、自分の抱えている悩みや苦しみを分かってくれる人なのだろうか、様々な不安もあるはずです。
そうした不安や緊張を乗り越えてダイヤルを回すとき、ボタンを押すとき、ただそれだけで鼓動が速くなるかもしれません。いいえ、呼び出し音が鳴って、カウンセラーが「もしもし」と声を発するまでの数秒の方が、もっと緊張するかもしれません。
少し違った類の緊張感かもしれませんが、就職活動をしたことがある人であれば、面接のアポイントを取るときの、あの緊張感と似ているのかもしれません。緊張の強い人であれば頭が真っ白になってしまい、言葉もどもってしまうかもしれません。慣れてしまえばどうということもないのですが、それまでが大変です。
電話予約をするカウンセラーは、最初の電話で初回面接の日時だけ決める場合がありますし、少し詳しい事情を聴く場合もあります。前者の場合には、とにかく一度はカウンセラーのところへ行かなくてはなりません。実際に顔を合わせてからカウンセリングの適否を判断するわけです。後者の場合には、申し込みの電話の段階で、カウンセリングの可能性を判断することが少なくないのかもしれません。まあ、カウンセリング・ルームによって、様々なやり方があるわけです。
では、私の相談室の場合についてお話します。
私のところも最初は電話で申し込んでいただきます。そして、その際には留守番電話に電話番号とお名前を入れていただきます。その音声を確認してから、後日折り返して連絡を取ります。電話相談はしていないので、電話で長時間のお話になることは避けています。けれども、やはり30分くらいの時間がかかる場合もありますね。ある程度お話を聞いて、他の相談機関や医療機関を訪れたほうがよいと判断された場合には、その段階で他科受診などをおすすめします。わざわざ遠方からせっかく足を運んでいただいて、カウンセリングを行わないということになれば、クライエントにしてみると落胆することになるでしょうから、できるかぎり電話で判断するようにしています。
カウンセラーは電話でどこまで判断できるのでしょうか。
私は基本的に、本人と直接顔を合わせてみなければ判断は難しいと思っています。電話の印象と直接対面した際の印象は違うものですから。しかし、そのような印象の他に、電話での判断ポイントはあります。いろいろとあるのですが、ここではひとつだけあげることにします。こんな場合です。もしも電話下さったクライエントがいま現在他のカウンセリング機関を利用している場合です。つまり、カウンセリングを受けたいのだが、カウンセラーを変えたいというときです。私はそのようなとき、必ずクライエントに電話でお話します。いまのカウンセラーと十分に話し合って、どうするのか決めてほしい、何も告げずにカウンセラーを変えるのは避けてほしいと。この場合、クライエントといまのカウンセラーのあいだで、カウンセリングの継続・終結について話し合われることに大きな意義があると思うのです。もちろん、クライエントは、いまのカウンセラーとは話しあいにくいからこそ新しいカウンセラーを求めているのですけれど。
話すが少しそれてしまいました。
カウンセリングを申し込もうとするクライエントは、電話するという、ただそれだけの行為で緊張するものです。カウンセラーとしてはそのようなクライエントの心情を察していることが大切ですし、クライエントには、その緊張を乗り越えて何とか電話に手を伸ばしてほしいと願うばかりです。最初は誰しも躊躇するものです。ダイヤルしては切り、切ってはダイヤルする。カウンセリングを初めて利用する際には、なんとか最初のこのハードルを乗り越えて下さい。
ではまた書きます。
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関連リンク
http://nopporo-counseling.at.webry.info/201204/article_2.html
http://nopporo-counseling.at.webry.info/201204/article_1.html
